磨き方やタイミングを知る

歯を傷つけないように磨く
磨く時に、余計な力を入れてはいけません。
力を入れると、歯を傷つけてしまいます。
そしてそこに汚れやバイ菌が入りこみ、病気に繋がるので、優しい力加減で磨くよう歯医者では指導しています。
さらに前歯を磨く時は、縦に歯ブラシを持ちましょう。
すると歯を1本ずつ磨きやすく、歯の裏もきれいに磨けます。
歯ブラシを横に持つと、短時間で歯を磨ける面がメリットですが、汚れを完全に除去できません。
磨き残しの原因になるので、正しい歯ブラシの持ち方を意識しましょう。
また歯磨き中は、他の作業をしないでください。
たとえばテレビを見たり、パソコンを操作したりしながら歯を磨く人がいますが、集中できません。
結果的に、歯磨きが疎かになってしまいます。
いつ歯を磨けばいいのか
朝食と夕食の後に、歯を磨く人が多いと思います。
確かにそのタイミングで歯を磨くことは大切ですが、2回だけでは足りません。
昼食や間食の後も歯を磨くことで、常に口内環境がよくなり、病気を予防できます。
そのため外出先でも歯を磨けるよう、準備しましょう。
しかし、どうしても歯を磨けない時があるかもしれません。
その際は、口をゆすぎましょう。
特に食事の直後にすぐ口をゆすぐと、食べカスやバイ菌といった汚れを洗い流せます。
この時は水か、お茶を活用してください。
お茶は糖分が含まれておらず、口内を殺菌する効果を期待できるので、病気の予防に最適な飲み物だと言われます。
自動販売機やコンビニなど、どこでも購入できる面がメリットですね。